[化粧直しができない人必見]ファンデーションが崩れない朝のスキンケア
~ベースメイクはスキンケアから始まっている~
こんにちは、isseiメイクアップコンサルティング部です。
本記事では、社会を生きる実用メイクアップにおいて最も重要なポイントと言っても過言ではない「ベースメイク」のコツをお伝えします。
ファンデーションが綺麗に密着しており、お直し不要な「崩れ知らずベースメイク」は、アイメイクなどで楽しく一所懸命仕上げた色・形・質感をより一層活かすことができます。
なぜならムラのない均一な肌色は絵を描く際の白いキャンバスと一緒。汚れていたりシワがよっている画用紙に絵は描きたくありませんよね?だからスキンケアで白いフラットな画用紙にしようと頑張ります。
でも実はそのスキンケアがファンデーションに大きな影響をもたらすこともあるのです。ベースメイクはスキンケアから始まっている。朝のスキンケアのコツを、簡単に具体例含めて2つのポイントに絞ってご紹介します。
★大事なポイント2つの共通点
2つのポイントはズバリ「適量スキンケアに微調整」&「表情作りの準備運動」です。
この2ポイントには共通点があり、それはナイトスキンケアと区別をすることです。
朝はスキンケア後に日焼け止めから始まり様々な化粧品を塗布し、加えて日中は表情という顔の運動が行われています。
言うなれば朝は「活動」の為のスキンケア。
反対に夜は1日のダメージを労り栄養素をたくさん与えてあげることが重要で、就寝時は表情運動がありません。
言うなれば夜は「休息と回復」の為のスキンケア。
まずこの「モーニング=アクティブ」 「ナイト=レストリカバリー」という根本的な人の活動は、スキンケアにもメイクアップにも当然ながら繋がっているということの基本的理解が必要です。
※夜勤形態の方は逆にすればOKです。
1. 適量スキンケアに微調整
では1つ目のコツ「適量スキンケアに微調整」の具体的方法をご紹介していきます。
それはスキンケアが終わったら一度「ティッシュオフ」すること。それだけです。
日焼止め下地を付ける前に余分な油分・水分を軽く押さえるだけで、上から重ねる様々な化粧品の密着度は格段に上がります。
そう、崩れの大きな原因は肌に馴染みきれていないスキンケアの余り成分です。
朝はどうしても時間に追われ全てが流れ作業になりがちですが、ティッシュオフというほんの数秒で完了するワークが、美しいベースメイクのキープ、延いては日中の数分かかるお直しワークの時短にも繋がります。 数秒で出来ることなので、ルーティン化することは難しくないはず。
2. 表情作りの準備運動
そして2つ目のコツ「表情作りの準備運動」の具体的方法をご紹介していきます。
それはスキンケアを塗布する時「顎先から上へスライド」すること。またまたそれだけです。
先述しましたが夜は表情筋の活動がなくリンパの流れが滞っているので、起床してから1~2時間は顔がまだ眠っている状態です。
そう、もう一つの崩れの原因は硬直状態のまま顔作りを終えてしまうこと。料理で例えるならハンバーグの空気抜き&中央窪みの工程を飛ばし焼き始める、と言ったところでしょうか(笑)。
肌はとても繊細な為グイグイと力任せに流すことはNGですが、滑りやすい油分の多いクリーム塗布時にゆっくりと下から上のスライドスキンケアを3回行うだけで顔は起床し、メイクアップへの準備運動になります。 同時にゆっくりとした動作は忙しない朝の心にゆとりをもたらせるヒーリング作用もあります。
最後に
時間との勝負の朝、この2つは決してルーティン化することに敷居は高くないはず。
崩れにくいファンデーションはスキンケアから始まります。この簡単な秘訣を是非トライの上、皆様の感想お待ちしております。
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メイクアップは、自分の想いを色で置きかえ形でつくり表現する「メッセージ」です。写実的な美より、印象的な美を。
文/坂本徳秀